藤井聡太八冠は将棋星人なのか①~勝率編~

将棋

皆さんどうも、ワリビボ管理人です。

今まで言ってなかったんですけど

実は私、将棋が趣味なんです。

棋力はウォーズ二段笑

なのでプロの先生の将棋なんてよく分かっていない、というのは百も承知なんですが苦笑

今回は独断と偏見で、八冠を達成した藤井聡太先生は将棋星人なのか、について直近のデータ等から検証していくシリーズ第一弾になります。

(注:七冠の時から書いていたんですが、書いている途中で八冠になったので多少データが前後しています、恐ろしい…)

藤井聡太八冠は将棋星人なのか

抜群の安定感

なんか皆強い凄い言ってるけど、結局何が凄いの?と言う話なんですが。

管理人が思う藤井聡太八冠の一番素晴らしいところはズバリ

『抜群の安定感』

なのです。

最初にリードし、そのリードを広げ、最後は大差で勝ち切る。評価値のグラフを切り取って、一部では『藤井曲線』、なんて呼ばれ方もされているようですね。

自分よりもレーティングが低い(20231016現在、全棋士中トップのレートなのでちょっと論理としては微妙ですが)相手に対しての勝率が非常に高く、変な言い方ですが取りこぼしがない状態。

いや、レーティングって要は期待勝率なんだから、当たり前でしょ、と思ったそこのあなた。

大正解です。いや、大正解なんですけど、それにしても異常なんですよこの数字は。

これをみてください。

対戦相手のレート勝ち(10/15時点)負け(10/15時点)
1800-22勝5敗
1650-18001勝0敗
1500-16502勝0敗
15000敗0敗
https://shogidata.info/『藤井聡太竜王名人』より

これは直近30局の藤井八冠の対戦相手のレート別勝敗の表になります。

直近30戦で、25勝5敗。勝率は83%です。改めて言うまでもなく、圧倒的に勝ちまくっていますね。

補足情報として、2023年度の藤井聡太八冠のレーティング増減と勝敗を下に示しておきます。そのほかの年度も見たい方は、リンクを貼っておきますのでご覧ください。

http://kishibetsu.com/2023R/1307.html

No日付レート  勝敗先後対戦相手  棋戦
  対戦前増減対戦後  名前対戦前対戦後 
14月5日209242096渡辺明18801876第81期名人戦 タイトル戦 第1局
24月11日209632099菅井竜也18211818第8期叡王戦 タイトル戦 第1局
34月23日2099-132086菅井竜也18181831第8期叡王戦 タイトル戦 第2局
44月27日208632089渡辺明18491846第81期名人戦 タイトル戦 第2局
55月6日208932092菅井竜也18311828第8期叡王戦 タイトル戦 第3局
65月10日209212093中川大輔15741573第71期王座戦 本戦 1回戦
75月13日2093-132080渡辺明18551868第81期名人戦 タイトル戦 第3局
85月21日208042084渡辺明18681864第81期名人戦 タイトル戦 第4局
95月28日2084  菅井竜也1828 第8期叡王戦 タイトル戦 第4局
105月28日2084  菅井竜也1828 第8期叡王戦 タイトル戦 第4局指直し
115月28日208432087菅井竜也18281825第8期叡王戦 タイトル戦 第4局指直し2回目
125月31日208742091渡辺明18691865第81期名人戦 タイトル戦 第5局
136月5日209132094佐々木大地18541851第94期棋聖戦 タイトル戦 第1局
146月20日209412095村田顕弘15721571第71期王座戦 本戦 2回戦
156月23日2095-132082佐々木大地18541867第94期棋聖戦 タイトル戦 第2局
166月28日208242086羽生善治18781874第71期王座戦 本戦 準決勝
177月3日208642090佐々木大地18701866第94期棋聖戦 タイトル戦 第3局
187月7日209032093佐々木大地18661863第64期王位戦 タイトル戦 第1局
197月13日209332096佐々木大地18631860第64期王位戦 タイトル戦 第2局
207月18日209632099佐々木大地18511848第94期棋聖戦 タイトル戦 第4局
217月25日209932102佐々木大地18501847第64期王位戦 タイトル戦 第3局
228月4日210242106豊島将之19231919第71期王座戦 本戦 決勝
238月15日2106-132093佐々木大地18451858第64期王位戦 タイトル戦 第4局
248月22日209332096佐々木大地18581855第64期王位戦 タイトル戦 第5局
258月31日2096-122084永瀬拓矢19091921第71期王座戦 タイトル戦 第1局
269月3日208422086出口若武17151713第73回NHK杯戦 本戦 2回戦
279月9日208642090菅井竜也18801876第44回日本シリーズ 本戦 2回戦
289月12日209042094永瀬拓矢19171913第71期王座戦 タイトル戦 第2局
299月27日209442098永瀬拓矢19181914第71期王座戦 タイトル戦 第3局
3010月6日209832101伊藤匠18551852第36期竜王戦 タイトル戦 第1局
3110月11日210142105永瀬拓矢19281924第71期王座戦 タイトル戦 第4局
3210月17日210532108伊藤匠18651862第36期竜王戦 タイトル戦 第2局
http://kishibetsu.com/2023R/1307.html『藤井聡太 名人・竜王・王位・王座・棋聖・叡王・王将・棋王』より再構成して引用

さて、ずいぶんと長い表になってしまいましたが、これ見てまずなにがわかるのか、というと

「いや対戦相手みんな強すぎない?」

ということ。今年度、藤井先生の対戦相手の中でレーティングが1800未満の相手との対戦は3局のみ。(出口若武六段、村田顕弘六段、中川大輔八段)

残りは、全員レーティングが1800以上の棋士たちです。

さて、レーティングが1800以上がどれだけの強さかというお話なのですが、全棋士平均が1500なので、そこからおよそ300ポイント以上離れている、と読むことができます。

ではレーティングで300ポイントというのはいったいどのくらいの差なんでしょうか。以下の表はレーティングごとに、どれだけの期待勝率があるかを一覧にしたものです。

参考までにレーティングとは何か、ということをとても分かりやすく説明してくださっているサイトを見つけたので共有します(厳密には計算方法が異なっている場合があることをご承知おきください)。

レーティングによる期待勝率

以下は、各レート差における上位者と下位者の期待勝率を表したものです。

レート差上位者下位者
225~23579%21%
236~24680%20%
247~25781%19%
258~26982%18%
270~28183%17%
282~29284%16%
293~294  
295~30885%15%
309~32286%14%
323~33887%13%
339~35488%12%
355~37289%11%
http://kishibetsu.com/hayami.htmlより再編成して引用

表を見ると、レーティングで300ポイント差がある場合は、上位者の期待勝率か85%、下位者の期待勝率が15%となっております。

先にも述べたとおり、平均的な棋士のレーティングは1500。レーティングが1800の棋士は平均的な棋士に約85%の確率で勝利します。

つまり、今年度の藤井八冠は、先に挙げた3局を除くすべての対局で、平均的な実力の棋士と対戦したらおよそ85%の確率で勝利する棋士と戦っているのです。10月15日現在、レーティング1800を超えている棋士は10名。要するに棋士全体のほぼTOP10ということ。藤井八冠自身を除く残り9名のうちいずれかが、入れ替わり立ち代わり藤井八冠と対局しているという状況なのです。

そしてその中で藤井八冠の勝率は8割2分

想像もつかない話ですが、全棋士の中でトップ10に入る強豪たちに対して勝率8割2分の成績を残しているのが2023年度の藤井八冠なのです。

今年度はタイトル戦ばかりだったので、トップランカーばかりと対局しているのはまあ考えてみれば当たり前です。しかし、厳しいトーナメントやリーグ戦を勝ち抜いた強豪たちや、タイトルホルダーを相手に、この成績は驚くほかありません。

ここまで書いていて思ったのですが、直近だけ切り取っただけでしょ?という疑り深い人が出てきます。

30局じゃわからん。そもそもレーティング1800以下と三回しか対戦してねーじゃん。という声が聞こえてきそうです。

そんな人のために、前年度の成績も集計しておきました。表を見るのがだるいという人は、集計したものを表の下に貼っておきますのでスクロールください。

2022年度の藤井聡太先生

以下は、2022年度の藤井聡太先生(もう呼び方が一定しません、記事を書く身としてはつらいところですトホホ・・・・)

  対戦前増減対戦後勝敗先後対戦相手対戦前対戦後棋戦
14月28日206632069出口若武17881785第7期叡王戦 タイトル戦 第1局
25月6日2069-142055大橋貴洸17451759第70期王座戦 本戦 1回戦
35月15日2055  出口若武1780 第7期叡王戦 タイトル戦 第2局
45月15日205532058出口若武17801777第7期叡王戦 タイトル戦 第2局指直し
55月24日205822060出口若武17651763第7期叡王戦 タイトル戦 第3局
66月3日2060  永瀬拓矢1935 第93期棋聖戦 タイトル戦 第1局
76月3日2060  永瀬拓矢1935 第93期棋聖戦 タイトル戦 第1局指直し
86月3日2060-112049永瀬拓矢19351946第93期棋聖戦 タイトル戦 第1局指直し
96月15日204962055永瀬拓矢19531947第93期棋聖戦 タイトル戦 第2局
106月22日205522057佐藤康光17191717第81期順位戦 A級 1回戦
116月28日2057-122045豊島将之18781890第63期王位戦 タイトル戦 第1局
127月4日204562051永瀬拓矢19561950第93期棋聖戦 タイトル戦 第3局
137月8日205112052中川大輔15561555第48期棋王戦 本戦 2回戦
147月13日205252057豊島将之18951890第63期王位戦 タイトル戦 第2局
157月17日205752062永瀬拓矢19391934第93期棋聖戦 タイトル戦 第4局
167月20日206242066豊島将之18901886第63期王位戦 タイトル戦 第3局
177月29日206622068髙見泰地17161714第30期銀河戦 Gブロック 11回戦
188月10日2068-132055菅井竜也17941807第81期順位戦 A級 2回戦
198月24日205552060豊島将之19131908第63期王位戦 タイトル戦 第4局
208月30日206012061中村修15601559第30期銀河戦 決勝T 1回戦
219月1日206122063久保利明17411739第48期棋王戦 本戦 3回戦
229月5日206352068豊島将之19181913第63期王位戦 タイトル戦 第5局
239月11日206832071伊藤匠17881785第72回NHK杯戦 本戦 2回戦
249月12日207132074糸谷哲郎18111808第81期順位戦 A級 3回戦
259月16日207442078永瀬拓矢19101906第30期銀河戦 決勝T 2回戦
269月23日207822080羽生善治17831781第43回日本シリーズ 本戦 2回戦
279月30日208042084豊島将之19021898第30期銀河戦 決勝T 準決勝
2810月7日2084-132071広瀬章人18131826第35期竜王戦 タイトル戦 第1局
2910月12日207132074斎藤慎太郎18001797第81期順位戦 A級 4回戦
3010月17日207442078豊島将之18961892第48期棋王戦 本戦 準々決勝
3110月21日207832081広瀬章人18341831第35期竜王戦 タイトル戦 第2局
3210月28日208132084広瀬章人18311828第35期竜王戦 タイトル戦 第3局
3310月31日208422086髙見泰地17241722第30期銀河戦 決勝T 決勝
3411月3日2086-132073佐藤天彦18011814第48期棋王戦 本戦 準決勝
3511月6日207332076稲葉陽18061803第43回日本シリーズ 本戦 準決勝
3611月8日207632079広瀬章人18321829第35期竜王戦 タイトル戦 第4局
3711月14日207932082広瀬章人18291826第81期順位戦 A級 5回戦
3811月20日208232085斎藤慎太郎18151812第43回日本シリーズ 本戦 決勝
3911月25日2085-132072広瀬章人18281841第35期竜王戦 タイトル戦 第5局
4011月29日207222074伊藤匠17661764第48期棋王戦 敗者復活戦 1回戦
4112月2日207432077広瀬章人18411838第35期竜王戦 タイトル戦 第6局
4212月8日207732080羽生善治18061803第48期棋王戦 敗者復活戦 決勝
4312月19日208032083佐藤天彦18141811第48期棋王戦 挑戦者決定戦 第1局
4412月23日208332086佐藤天彦18111808第81期順位戦 A級 6回戦
4512月27日208632089佐藤天彦18081805第48期棋王戦 挑戦者決定戦 第2局
461月8日208932092羽生善治18151812第72期王将戦 タイトル戦 第1局
471月15日209232095佐藤天彦18101807第72回NHK杯戦 本戦 3回戦
481月15日209522097阿久津主税17211719第16回朝日杯 本戦 1回戦
491月15日209732100増田康宏18051802第16回朝日杯 本戦 2回戦
501月18日210042104豊島将之18851881第81期順位戦 A級 7回戦
511月21日2104-142090羽生善治18101824第72期王将戦 タイトル戦 第2局
521月28日209032093羽生善治18241821第72期王将戦 タイトル戦 第3局
532月1日2093-122081永瀬拓矢19251937第81期順位戦 A級 8回戦
542月5日208112082中川大輔15741573第72回NHK杯戦 本戦 準々決勝
552月5日208232085渡辺明18561853第48期棋王戦 タイトル戦 第1局
562月9日2085-132072羽生善治18251838第72期王将戦 タイトル戦 第4局
572月18日207242076渡辺明18531849第48期棋王戦 タイトル戦 第2局
582月23日207642080豊島将之18901886第16回朝日杯 本戦 準決勝
592月23日208032083渡辺明18551852第16回朝日杯 本戦 決勝
602月25日208332086羽生善治18421839第72期王将戦 タイトル戦 第5局
613月2日208632089稲葉陽17951792第81期順位戦 A級 9回戦
623月5日2089-132076渡辺明18571870第48期棋王戦 タイトル戦 第3局
633月8日207642080広瀬章人18641860第81期順位戦 A級 プレーオフ
643月11日208032083羽生善治18491846第72期王将戦 タイトル戦 第6局
653月12日208322085八代弥17561754第72回NHK杯戦 本戦 準決勝
663月19日208532088佐々木勇気18081805第72回NHK杯戦 本戦 決勝
673月19日208842092渡辺明18761872第48期棋王戦 タイトル戦 第4局
http://kishibetsu.com/2022R/1307.html『藤井聡太 名人・竜王・王位・王座・棋聖・叡王・王将・棋王』より再構成して引用

簡単にまとめたものが以下になります。

対戦相手のレート勝ち(10/15時点)負け(10/15時点)
1800-37勝9敗
1650-180013勝2敗
1500-16503勝0敗
15000敗0敗
http://kishibetsu.com/2022R/1307.html『藤井聡太 名人・竜王・王位・王座・棋聖・叡王・王将・棋王』をもとに作成

レーティング1800未満の相手との対戦が増えてきましたね(時系列的にはむしろ逆なのですが)

2022年度は2023年度と比較すると、1650-1800までのレーティングの棋士との対戦が多いですが、勝率はなんと86%

しかも、よく見るとわかるのですが、その半数以上はレート1700台後半の棋士(実質レート1800前後)です。1750以下の棋士には負けなし。(しかも二敗のうち一敗は菅井竜也八段の1794、藤井聡太八冠に勝利後のレートが1807)

(ここでは黙っておきましょう、1750でも平均的な棋士に対する期待勝率が81%ということは…)

タイトル戦の挑戦者になる難易度

確率で考えてみる

急に話が変わりますが、単純なたとえ話をしてみましょう。

どの棋士に対しても、期待勝率がピッタリ7割の棋士がいるとします。

この棋士が3連勝する確率は

(7/10)^3=0.343

あくまで理論上の話ですが、たったの3割4分。タイトル戦挑戦にはいったい何連勝が必要なのでしょうか。

今年度竜王位に挑戦している伊藤巧六段の例で考えてみましょう。合計年齢が史上最年少でしたっけ。同年代対決としても注目されているカードですね。

伊藤六段の今季竜王戦、対戦成績は11勝0敗。一局も落とさずに11連勝で竜王戦に挑戦しています。

仮に伊藤六段がほかの棋士に対しての勝率が8割と仮定すると

0.8^11=0.085899346

無敗で11連勝し挑戦までもっていける確率は約8%。相手関係なく、勝率が一定と仮定した場合でこの確率です。

では、9割なら?

0.9^11=0.31381059609

おお、31%になりました!これならなんとなくありえそうな感じですね。。。いやいや…

なんで急にこんな話をしているかというと、これだけの確率の壁を乗り越えないと、タイトル挑戦者にすらなれないということ。もちろん実際にはこんなに単純な話ではないのですが、難易度を表すには、わかりやすいたとえ話なのではないでしょうか。

全冠制覇のためには、これを全棋戦、一年通してやらなければならないわけです。そして、そのうえで、その先に待つタイトルホルダーとの番勝負に勝って初めてタイトルが獲得できる、と。

もちろん、年度ごとで段階的に複数冠ずつを集めていく方法もあります。しかし、その場合は番勝負で防衛し続けるという離れ業を、この挑戦者決定レースと並行して行わなければなりません。しかも相手はこれだけのハードルを潜り抜けてきた、勢いのある挑戦者です。

プロの強さ~とある小説のはなし~

また少し脱線するようですが、一つ小説を紹介しましょう。

外部リンク将棋の名人とはどのくらい強いものなのか作者:Itashami様

この小説では、とても分かりやすく将棋のプロの強さとはなにかを表現されています。

棋力という計測がしづらいものに対して、わかりやすく現実に即した形で語ってくれているわけです。

(コミュニティ①の中では一番の人も、その一ランク上のコミュニティ②に行けば下位、コミュニティ②の上位も、もう一つ上のコミュニティ③に行くと下位…のように)

管理人は将棋ウォーズで二段、アプリ内の集計ではおおよそ全体の上位15%前後だったと記憶しています。(少しデータが古いかもしれませんが…)

駒の動かし方を覚えたばかりの初心者相手なら六枚落ちで100局やったら95局は勝つでしょう。(本当は100回局勝つと言いたいところですが…)

六枚落ちというのは、格闘技でいうと片手しか使わないと宣言して戦うようなものです。(管理人調べ)

先述した小説の登場人物で言えば、Bさんほどの棋力にあたるでしょうか。正直モブ以下ですが、これでも将棋村が100人の村だとしたらほぼ確実に上から数えて20番以内には入るわけです。

それが最初の町に出てくるスライムみたいな扱いになってしまいます。

ちなみに、管理人は藤井聡太八冠と六枚落ちでやったら100局やって一番も勝てない自信があります。

というのも、知り合いに学生大会の全国優勝経験者がいるのですが、その人に六枚落ちで何局か教わってみて、これは無理だ、と感じたからです。

勝てる気がしませんでした。井上尚弥に一般高校のボクシング部員が挑むようなもの。片手だけでも圧勝です。全く問題にされませんでした。

そして、そんな彼が、某プロ棋士の先生と指し完敗とも呼べる内容で、負けたのを私は見たのです。(いや、本人が完敗だったと局後に言っていただけなので、素人目には中々の勝負に見えたのですが…)

その某プロの先生も、タイトル戦の挑戦者になったことはないのです。理由は簡単、それらのプロに11連勝するような化け物がいるから

そして、その11連勝した化け物相手に、すでに番勝負で2勝0敗の成績の怪物が君臨しているわけです。

少しかじった人間だからわかる、想像のつかない世界ですね、本当に。

まとめ 藤井聡太八冠は将棋星人なのか

断言しましょう。将棋星人です。

と言いたいところですが、さすがにやや早計な気もします。

まあ限りなくクロに近いグレー、といったところでしょうか。

地球代表の復権が待たれます。(○○○が来る!の先生、序盤中盤終盤、スキがない先生、将棋は根性と努力の先生あたりが有力候補でしょうか)

あと、地球代表ではないですが、伝説の続きを是非見たいです(個人的には最有力候補ですね)。

また、将棋の内容では丸太を振り回す先生の将棋がとても好きなのでそちらも棋譜を追っていきたいところです。

今後も検証が必要になってくると思うので、また記事を更新していきたいと思っています。

そして、そのほかにも取り上げて欲しい棋士がいらっしゃいましたら、コメント欄などで教えてください。

それでは、ワリビボ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました